独身でも父になるために:未来への一歩、精子検査

体験

あ、みんな!

この記事はスライムが精子検査をした話について書いていくよ。

ちょっとR18なテーマだけど、下ネタを書くつもりはないし、あくまで医学的な話!そして、なぜスライムは検査しようと思ったのかも語っていくよ。興味があるという人は是非ご参考に!興味ないよという人でもエンターテイメントとして楽しんでくれたら嬉しいな。

精子検査をしようと思いたった経緯(長くてごめんね)

スライムは、長男1人、長女1人と2人子供が居て、優しいお嫁さんも居て、スライム含めた4人でディズニーランドへ行って、スライムが子供たちよりもはしゃいで、子供たちと嫁から少し引かれながらも「もうお父さんが一番楽しんでいるね」と笑いながら突っ込まれるシーンを時々夢見るんだ。

この話を周りの仲良い人に話すと「彼女も居ないお前が何を言ってるんだ?まずは次の彼女を探せよ」と笑われる。

スライムには社会人1年目から5年間付き合っていた彼女が居たのだけれど、その彼女から一方的に別れを告げられてから、次の彼女を見つける気力が湧かず、会社と自宅の往復、会社終わりと休日は現実逃避するためにジムへ通い、身体と筋肉をいじめる日々を送っている。このままずっと独身でいいやとさえ。

「長年付き合っていた恋人と別れて間もないからお前は傷心中で恋愛が億劫になっているだけだよ。その傷が癒えたら、また次の人と出会うよ。」いろんな人からこのような言葉で慰められてきたけど、半年経とうが、1年経とうが、心境は変わらないとスライムは確信している。

ONE OK ROCKさんのHeartacheの歌い出しのフレーズがかなり刺さる。

So they say that time takes away the pain, but I’m still the same. And they say that I will find another you, that can’t be true…

知らない人のためにONE OK ROCKさんのHeartacheのYoutubeリンクを貼っておくね。すごく繊細で後悔と哀愁漂う感じの歌だから、是非聞いてみてね。(失恋中の人はTakaさんの素敵な歌声で泣くかも)

誰が何と言おうと感じ方は人それぞれだし、失恋から立ち直り方も千差万別で、立ち直れる人と立ち直れない人がいるのまた事実だとスライムは思う。

少し脱線したけど、次の彼女を作る気力がないまま、独身で生きて行こうと諦めモードに突入したスライムでも「我が子とディズニーランドへ行く」という夢はどうしても捨てきれなかった。捨てたくない自分がいる。

そう。スライムは子供が欲しいのだ。

もちろん、ディズニーランドへ一緒に行きたいから子供が欲しいという理由ではないよ。息子とキャッチボールしたり、時々喧嘩したり、仲直りしたり、成長した娘の結婚式のバージンロードを一緒に歩いたり、息子の結婚式のスピーチでボロ泣きしたり、子供たちが成長していく姿を見守り、願わくば孫の顔を見て、自分の築いてきた財産を全て子供や孫に託し、最後は子孫に見守られながら静かに息を引き取りたい。

今すぐにじゃなくても、いつかは子供が欲しいと思うから、スライムは調べた。調べまくった。

そして、「代理出産」という可能性に出会った。

代理出産は日本では、倫理的な観点でダメらしく、実質禁止されているような行為だけど、海外では代理出産が可能な国もあると知った。イーロンマスク氏をはじめ、ハリウッドの俳優など、こんなにも米国の有名人たちが代理出産を利用しているのではないか!?

日本人でも、少ないけれど、LGBTカップルが海外女性に代理出産を依頼して我が子を授かった事例もあるようだ。

そこでスライムは思った。「お嫁さんがいなくても、子供を授かる手段はあるじゃん」と。

しかし、現実問題として、現代の日本では「代理出産」に対するマイナスなイメージはまだまだ根強い。

日本の法令で「実際に出産した女性が母親」と定められているらしく、代理出産をお願いした女性が生物学上でも書類上でも「母親」になる。お金を支払って代理出産を依頼しているわけだから、相手側の女性が親権を譲ってくれるとは言え、日本人の父親が子供の親権を取るために法的な手続きが必要。しかも相手の女性は日本人ではないから、国際的な手続きも必要か。

現代の日本ではまだ理解が追いついておらず、何年か前に日本人のお坊ちゃんがタイ人女性たちに代理出産を依頼し、自分の王国を作ろうとしたが色々問題があってその計画は頓挫したとニュースになっていたけど、彼のおかげで代理出産は人身売買だの、倫理観的に終わっているだのと言われているこの世の中、代理出産した我が子の親権取りに協力的で、国際的な手続きにも詳しい日本の弁護士さんは何人いるだろうか。

何より、子供はペットではないし、自分の願望を満たしてくれる道具でもない。代理出産で生まれた我が子は片親、しかも男親に育てられることになるのだけれど、果たしてそれは本当に子供にとって幸せなのかとスライムは考えてしまう。

加えて、代理出産で生まれた我が子が何らかの障害を持っていたとしても引き取らなければならないという誓約もあるそうで、果たしてスライムは父親として、どんな姿の我が子でも最後まで愛し抜ける覚悟はあるのかと自問自答する。

結論、今すかはまだその覚悟ができてない。だから、今はとりあえずこの話保留し、代理出産はあくまで最後の手段にしようと決めた。

そんなとき、

子供欲しいだの、代理出産だの考えているけど

そもそも自分は子供を作る能力はあるのか?

という一つの疑問が頭をよぎった。

もし、自分は子供が作れない身体だとしたら、夢も希望もないなと恐怖を感じた。

怖いけど、事実を早く知った方が良いから、思い切って精子検査をすることにしたんだ。

精子検査をした話

お待たせ、ここからが本題!

いろいろ調べた結果、実際に専門のクリニックや病院などへ赴いて検査する方法や、コロナの検査みたいにネットで検査キットを取り寄せて、専用の容器に検体を入れて検査専門機関へ送るという方法があると知った。

後者の方が圧倒的に経済的だから、スライムは後者の方法を選んだ。

とにかく早く結果が知りたいということもあって、何社かリサーチしてその中で一番安いところにした。

それがリプロバイオさん!!

特にリプロバイオさんから案件をもらっているわけではないけど、申し込んでからの検査キットが自宅に届く早さ、発送した検体が先方に届いてからの検査に移るスピーディな対応から、リプロバイオさんは良い会社だなと思った。

興味がある人用にホームページのリンクを貼っておくね。

宅配精子検査の【リプロバイオ研究所】|匿名対応できます
【リプロバイオ研究所】では、お家にいたまま匿名で「精子検査」を行う事ができます。リプロバイオ研究所は、国内で唯一、都道府県から認可を受け、衛生検査所登録をした精子検査専門の検査所です。行政当局の厳しい監査実績に耐えうる検査システムで、国内最大級の検査実績を有します。どうぞ、安心してご利用ください。

初回検査価格は3,000円(税込)+ 検体発送費

※検体発送費とは後ほど説明するね。

もっとリサーチすればリプロバイオさんより安いところがあるかもしれないから「業界最安値だ」とは言い切れないけど、スライム的にはかなりお手頃価格だと思うよ!

もう一回言うけど、リプロバイオさんから紹介して欲しいと案件をもらっているわけではないからね(笑)

簡単な流れを説明すると、、

まずはリプロバイオさんのホームページから初期検査3,000円(税込)の申し込みをする。

申し込み方法は割愛するけど、決済を済ませると申込完了のメールが届き、登録した住所に検査キット一式が届くよ。

検査キットはこんな感じ。

取扱説明書も一緒に同封されているから、基本は記載されている内容を読みながら進めていくだけで良いから簡単だったよ。

滅菌済の容器に自分の「子供たち」を入れて、さらに専用のジプロックに入れ、検査キット一式の中に返送用封筒と伝票が同封されているから、その専用に封筒に入れ、伝票に自分の住所を書き、発送用封筒に貼り付けたら、発送準備完了。

この後はちょっと手間がかかった。

発送はチルド(冷蔵便)ゆうパック指定で、冷蔵庫がある郵便局にしか対応ができないんだ。

冷蔵庫がある郵便局なんて中ぐらいか、それ以上の規模の局だから、地域によってはかなり自分の自宅から遠いところにある可能性もある。

チルドゆうパックの発送が可能な局は公式サイトから調べられるから、下にリンクを貼っておくね。

郵便局・ATMをさがす - 日本郵政グループ
全国の郵便局、ゆうゆう窓口、ゆうちょ銀行、ATMを検索できます。

集荷依頼して自宅まで取りに来てもらうサービスもあるみたいだけど、もちろん自分で郵便局へ持っていく発送方法より発送費は高くなると思うけど、面倒くさいなという人やそもそも住んでいる地域にゆうパックチルド対応している郵便局が無いという人は集荷依頼しちゃった方が早いと思う。

言い忘れていたけど、発送費は依頼主負担だからね。

これが冒頭に言っていた「+検体発送費」の正体はこのことだよ。

ここで注意点。集荷依頼するにしろ、郵便局にて発送するにしろ、発送直前までは自宅の冷蔵庫に保管して必要があるから、食料品と一緒に「検体」を冷蔵庫に入れる抵抗感がある人もいると思うけど、正しい検査結果のために我慢が必要だね。

スライムの場合、チルドゆうパック対応可能の郵便局が近くにあるから、発送費は925円で済んだよ。

検査キット代3,000円+チルドゆうパック代925円、合計3,925円(税込)

これがスライムの検査費用の総額だ。

リプロバイオさんは東京にあるから、東京以外にお住まいの人は総額4,000円以上かかってしまう可能性があるから、あらかじめ自身の発送先から東京の指定の住所までのチルドゆうパックの料金を確認をしておいた良いかもね。

料金確認のリンクを貼っておくよ。サイズは「60サイズ」を選択してね。

運賃・料金計算(チルドゆうパック) - 日本郵便

検体発送してから結果が届くまで・・・

スライムの場合は午後に発送したから、翌日に検体が先方へ届く、その二日後に結果が来た。

基本的にはメールで結果を知らせてくれる。

プライバシーを配慮してくれて、個人名の記載は一切なく、IDで管理されているよ。

スライムの結果はこんな感じ。

この検査結果とともに、メールの本文で「量、濃度、数の全項目に置いて正常の範囲内でした」と連絡をいただいた。

加えて、WHOの基準で1m l当たり1,600万匹の濃度が下限基準となっていて、自然妊娠を望む場合には1m l当たり5,000万匹以上あることが望ましいと教えてくれた。

スライムの場合、1m l当たり1,600万匹の濃度が下限基準値で、3,933万匹だから、5,000万匹までは1,000万匹ほど不足していることになるのだけれど、単純計算で5,000万匹の自然妊娠確率が100%だとしたら、4,000万匹は80%という確率になる。

これは自然妊娠の可能性が低くなるということなのかと担当者さんに聞いてみたけど、担当者さんは専門医ではないから、スライムの質問に答えるのが難しいということだった。

ただ、参考情報として教えてくれたリプロバイオさんの2019年12月1日時点の平均値より、スライムの結果数値が濃度も量も170%ほど高いということがわかった。

専門医と相談したいなら、医師とオンライン相談が可能な別プラン(税込14,300円)もあるよと担当者さんがすすめてくれたけど、スライムはそこまで思い悩んでいるわけではないから、丁重にお断りさせてもらった。

もう!担当者さん、商売がお上手なんだから〜。

とまぁ、冗談はさておき。

その後はいろんなサイトで情報を調べた結果、スライムなりに一つの解釈に至った。

確かに担当者さんが教えてくれた1m l当たり1,600万匹の濃度が下限基準で自然妊娠を望む場合には1m l当たり5,000万匹以上あることが望ましいかもしれない。

でも、男性ならわかると思うけど、その日のコンディションや、どれぐらいの期間で禁欲をしたかなどで結果は変わってくるだろうし、検体採取してから郵便局で預かり・配送・検査機関へ到着後・検査に入るまでの間にずっと冷蔵できるわけではないと思うから、死滅してしまう「我が子」も少なくないはず。

空気にふれると死ぬとよく聞くしね。(あれは事実ではないみたいだけど・・)

少し無理矢理感はあるけど「78対22」の法則で、5,000万匹の78%は3,900万匹ということで、1m l当たり1,600万匹の濃度が下限基準値で3,900万匹以上あればOKということにした。

だから、スライムの場合、自然妊娠は十分に可能という自己診断の末に結論を出した。

あ〜、良かった!

スライムは子供を授かることができるみたい(笑)

スライムより
スライムより

この記事はここまでだよ。

最後まで読んでくれてありがとうね!